はじめに
筋トレをしているとクレアチンというサプリメントをよく目にすると思います。クレアチンはプロアスリートだけでなく、運動を趣味として楽しむ人たちの中でも取り入れる人が増えています。また、運動パフォーマンス向上や筋肉量の増加だけでなく、近年では脳機能の改善にもつながることが判明している非常に有能なサプリメントのひとつです。今回の記事では、クレアチンを摂取したいがどんな効果があるのか説明していきたいと思います。
クレアチンとは
クレアチンは非必須アミノ酸で骨格筋に多く存在しています。クレアチンは運動パフォーマンスの向上に高い効果があるため、トップアスリートだけでなく、若者から年寄りまで筋肉量・筋力の向上および維持をはじめ、趣味として運動を楽しむ一般人たちの間でも広く愛用され始めているサプリメントです。
クレアチンは非必須アミノ酸のため体内で合成されているアミノ酸であり、常に体内に含まれるものです。体内に含まれているアミノ酸を補うためのサプリメントということになります。
クレアチンの効果
高強度のパフォーマンス向上
クレアチン摂取により、より強い力を発揮できるようになります。一般的に”力”とは「筋肉の収縮する力」であり、筋肉の収縮にはATP(アデノシン三リン酸)がADP(アデノシン二リン酸)に分解される時に放出されるエネルギーが使用されます。しかし、体内のATP量には限りがあり、力を発揮し続けるためにはADPに分解されたATPを再合成する必要があります。このATPの再合成にクレアチンが必要になるのです。クレアチンをしっかり蓄えておくことで筋肉の強い力をより長い時間発揮することができ、高強度のパフォーマンスを行えるようになります。
個人的にも重量が上がらず伸び悩んでいた際にクレアチンを摂取することで、高重量が上がるようになり、筋力アップには欠かせないサプリメントだと感じています。
筋肉量の増加
クレアチン自体には筋肉量を増加させる効果はありませんが、高強度のトレーニングができるようになるため筋肉量の増加が期待できます。
私自身もクレアチンを摂取してから筋肉の体積の増加を感じることができました。ただし、高重量のトレーニングをしっかり行うことが前提で、クレアチンを飲むことで筋肉量が増加する訳ではありません。前述していますが、クレアチンにより高強度のトレーニングができるようになり、高強度の負荷でより筋繊維が破壊され、より強くなろうと筋繊維が太くなる、そうすることで筋肉量が増加する、この流れを忘れないようにしましょう。
脳機能改善
近年の研究でクレアチンが記憶力や認知機能といった脳機能の改善に効果があることが分かっている。また鬱のような不安な感情を軽減してくれることも分かっています。実はクレアチンは筋肉だけでなく、脳や神経細胞にも貯蔵されていることが影響していると言われており、睡眠不足や運動による神経疲労、低酸素状態などの脳の負荷を軽減するようです。
おすすめのクレアチン
個人的にずっと愛用しているのがこちらのクレアチンです。無添加で余計なものが何も含まれておらず、金額も良心的なため長期で使用しています。様々な商品が出回っていますが、甘味料や香料など余計な添加物が含まれている商品もありますし、金額も相場より高く設定されている商品もございます。私はこれまで色々試したクレアチンの中で最もおすすめできる商品ですね。
まとめ
クレアチンは非必須アミノ酸で骨格筋に多く貯蔵されています。主に筋力向上による運動パフォーマンス向上や筋肉量向上の期待があり、筋トレやダイエットを行う人にとっては必要なサプリメントとひとつと言えます。また、近年の研究ではクレアチンが脳機能の改善に効果があると言われており、記憶力や認知機能の改善、鬱のような不安状態の軽減に効果があります。
個人的に筋トレやダイエットをしっかり行いたい人にとってはプロテイン、グルタミンと同レベルで必要なサプリメントだと感じていますし、より効果が実感できるサプリメントだと思います。特に筋力向上において、クレアチンを摂取するとしないでは扱える重量が変わってきます。重量が伸びることで必然と筋肉量が増加していくでしょう。短期間で筋肉量は著しく増加することはありませんが、コンスタントにクレアチンを摂取し、筋トレを継続することで効果を実感できると思います。