ダイエットするなら白米と玄米のどっちがよい?

ダイエット

はじめに

ダイエットを始めるうえで、白米を玄米に変えるべきか悩んだことはありませんか?ダイエットに玄米が良いと何となく理解していると思いますが、なぜダイエットに良いのか、果たして本当にダイエットに効果的なのか、そんな疑問を持つ方も多いと思います。今回の記事では、玄米がどれほどダイエットの効果的なのか説明していきたいと思います。

玄米と白米の違い

玄米お茶碗一杯(150g)は230kcal、糖質51.5gです。一方、白米は235kcl、糖質53.5gなので、少しばかり玄米の方がカロリー・糖質ともに低いですが、極端な差は無く、玄米がとりたて低カロリー・低糖質というわけではありません。では、なぜ玄米がダイエットに効果的と言われるのか、その点を説明していきたいと思います。

玄米食にするメリット

ビタミンB1が豊富

玄米にはビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素なので、糖質をエネルギー変換するために作用します。糖質の代謝がうまく行われない場合、代謝できなかった余分な糖質が脂肪細胞に運ばれ、脂肪肥大につながります。ビタミンB1がしっかり摂れている場合は、糖質の代謝が促進され、余分は糖質が発生しにくく、無駄なくエネルギー変換して消費してくれるのです。ダイエットにも効果的であり、エネルギー生成がしっかりできるためトレーニングにおいても重要な点になります。

食物繊維が豊富

玄米は食物繊維が豊富で、食物繊維は血糖値の急上昇を防いでくれます。糖質を食物繊維で包み、ゆっくり吸収してくれるため、血糖値の上昇が緩やかになるということなんですよね。血糖値が急上昇するとインスリンが大量に分泌され、インスリンは血中の栄養素を筋肉や各臓器に運ぶのですが、大量に分泌されたインスリンは血中の栄養素を脂肪細胞にまで運んでしまい、脂肪肥大につながってしまいます。食物繊維をしっかり摂ることで、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの分泌を正常化することで脂肪蓄積を防ぐことができます。

また、食物繊維は腸内環境も良好にしてくれます。腸内の不要物を掃除しながら進み、便として排出されることに加え、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やしてくれるため、腸内環境改善に非常に効果的です。腸内環境とダイエットは密接な関係があるため、ダイエットを行う人にとって腸内環境改善はダイエット成功へ重要なポイントになります。

ミネラルが豊富

玄米は鉄分やマグネシウムなどのミネラルが豊富で、ダイエット期に不足しがちなミネラル類を補ってくれます。ビタミンとミネラルは代謝の潤滑油と言われており、不足すると代謝がスムーズに行われなくなります。代謝が行われないと、体を動かすエネルギー生成がうまく行われないため、カロリーを消費できない体となってしまいます。つまり、痩せにくく蓄えやすい(太りやすい)体になってしまうということなのです。ミネラルをしっかり摂り、代謝を促進させダイエットしやすい体を作りましょう。

以下は玄米の効果がよく分かるおすすめの動画なので観てみてください。

まとめ

玄米はカロリーや糖質だけを見ると白米とたいして差はありませんが、他の栄養素の面でダイエットに適した食材と言えるのです。ダイエットに欠かせないビタミンB1や食物繊維、ミネラル等あらゆる点でダイエットを促進してくれる効果があります。

ちなみに、実際に私はボディビル大会に向けた減量において主食は玄米を選んでおり、しっかり体脂肪率を落とせていますし、体調も非常に調子が良い状態を維持できます。個人的に、玄米はダイエットにおいて必要不可欠な食材であり、皆さんにも是非取り入れてほしい食材のひとつです。中に少し抵抗がある方もいると思いますが、白米と玄米を半々で始めてみる等、工夫をしながら始めてみてはいかがでしょうか。そのうち抵抗が無くなり、白米と同じもしくは、玄米の方が美味しい!と感じる時がくると思います。

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