はじめに
ダイエットを始め、筋トレをしてプロテインを飲もうと考える人は多いと思います。筋肉をつけるため、普段の食事をプロテインに置き換えるなど、ダイエットが最終的なゴールは共通だと思いますが、プロテイン取り入れる目的な様々でしょう。
そこで、皆さんは本当に必要だと思ってプロテインを飲んでいますか?何となく、最近皆がよく飲んでいるから飲んでいませんか?ダイエットが最終的なゴールの場合、必要以上に飲むのは逆効果になってしまう可能性もあります。その点を今回の記事では説明していこうと思います。
プロテインをなぜ飲むのか?
プロテインを飲む理由を考えてみましょう。おそらく、皆さん「ダイエットには基礎代謝の向上が必要→基礎代謝は筋肉量に比例する→筋肉を発達させて基礎代謝を向上させよう→筋トレをしてプロテインを飲もう」頭の中はこんな感じなロジックになっているのではないでしょうか。これは確かに間違ってはいませんし、是非ともしっかり筋トレをして、プロテインを飲んで、筋肉を発達させ基礎代謝向上により、痩せやすい体を作ってほしいです。
実はプロテインは飲まなくてもよい
もし、皆さんが十分にたんぱく質を摂取できる食事ができているのであれば、プロテインは飲まなくてもよいです。プロテインは特別な栄養素ではなく、ただの「たんぱく質」であることを忘れないでほしい。
筋トレをしている人は自分の体重×1.5~2倍のたんぱく質を摂取するべきと言われております。鶏むね肉100gあたりたんぱく質は25g程度なので、例えば体重60㎏の方は必要なたんぱく質量は90g~120gになります。そうなると鶏むね肉を360g~480gほど1日に食べる必要があり、慣れていない人にとっては中々厳しいと思います。そのような場合に、補助食としてプロテインでたんぱく質を補うことが本来のプロテインの使い方です。
可能な限りサプリメント(今回で言うプロテイン)に頼らず、自然の食材をしっかりと咀嚼して取り入れる方がたんぱく質の吸収がよいこともあるため、普段の食事からたんぱく質を意識した食事ができるとよいですね。
プロテインを飲むことで痩せないこともある
たんぱく質は体作りだけでなく、健康面でも非常に重要な栄養素ですが、もちろんカロリーが極端低い訳ではありません。たんぱく質は1gあたり4kcalあるため、プロテイン1杯30g程度と考え、他に甘味料等が含まれていると、どうしても1杯あたり120kcal以上は摂取することになります。多い訳ではないが、ご飯茶碗半分ほどのカロリーがあるため、必要以上にプロテインを飲むのは逆に太ってしまう可能性もあることを覚えておこう。
まとめ
人間に体にとってたんぱく質は必要不可欠な栄養素であり、ダイエットにおいては基礎代謝を向上させ脂肪燃焼しやすい体を作るという点で筋肉量が重要で、筋肉発達にはたんぱく質は必須になります。そこで手軽にたんぱく質を補給できるプロテインはボディメイクやダイエットにおいてかなり重宝されるサプリメントだと思います。ただし、必要以上にプロテインを摂取することで余計なカロリーを摂取してしまう可能性もあるため、普段の食事でたんぱく質を摂れているようであれば、無理にプロテインを飲まなくてよいでしょう。まず、1日の自分の食事からたんぱく質がどれほど摂取できていて、不足分があるか確認し、それからプロテインを取り入れるかどうか、考えてみてください。